玉枕研究に参加

山月工房

世界唯一の和泉蜻蛉玉専門店

阿武山古墳 発掘調査で出土した玉枕(復元品)を拝見させていただきました。

以前より拝見したいと願っていた玉枕(復元品)牟田口教授よりお声かけいただいたおかげで見るだけでなく製作体験にも参加することができました。現在の道具や技術をもってしてでも製作が難しいガラス玉も多くこのような品が飛鳥時代に作られていたことが不思議でなりません。大玉~小玉を編み美しく仕上げられた玉枕は、藤原鎌足とみられる墓室より発見された後、すぐに埋め戻され現在も古墳の中に横たわるご遺体の側にあるのだそうです。          

飛び入り参加させていただいた玉枕製作体験では、大阪の伝統工芸品 和泉とんぼ玉を製作している松田有利子の紹介をいただきました。微力ではありますが私達、和泉硝子研究所といたしましても今後、このような古いガラス研究のお役に立つことができるよう頑張りたいと思います。