伝統工芸品指定から現在

山月工房

世界唯一の和泉蜻蛉玉専門店

和泉蜻蛉玉とは、和泉国(泉州地域)でのみ作られてきた独自技法の硝子玉

画像は、山月工房先代 小溝時春が40代のころ、細長い針金に青色の小さなガラス玉を幾つも作る技法は、和泉地方(泉州地域)ならではの製作法の一つです。その昔(江戸時代)には、「かんざし」「帯留め」主に和装小物として使用されていたことを山月工房が長年による調査で証明し大阪府知事指定伝統工芸品「和泉蜻蛉玉」となりました。現在も昔と変わりなく「かんざし」「帯留め」を製造販売しております。和泉蜻蛉玉かんざしは、同じ大阪の伝統工芸品である「和泉櫛」や「なにわべっ甲」「大阪仏壇・漆塗り」で足を製作、帯留め帯飾りにおいてもやはり他地方ではありますが伝統的な手法により製造された国産組ひもなどを組合せて皆様に伝統のよさをアピールしております。泉州の地で育まれてきた歴史を多くの皆様にお伝えするべく小学生の皆様向けに「和泉蜻蛉玉髪留め」「和泉蜻蛉玉根付け」ワークショップなども実施し伝統を現在につなげ今後の伝統工芸品継承のお役に立ちたいと考えております。