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玉枕研究に参加

山月工房

世界唯一の和泉蜻蛉玉専門店

阿武山古墳 発掘調査で出土した玉枕(復元品)を拝見させていただきました。

以前より拝見したいと願っていた玉枕(復元品)牟田口教授よりお声かけいただいたおかげで見るだけでなく製作体験にも参加することができました。現在の道具や技術をもってしてでも製作が難しいガラス玉も多くこのような品が飛鳥時代に作られていたことが不思議でなりません。大玉~小玉を編み美しく仕上げられた玉枕は、藤原鎌足とみられる墓室より発見された後、すぐに埋め戻され現在も古墳の中に横たわるご遺体の側にあるのだそうです。          

飛び入り参加させていただいた玉枕製作体験では、大阪の伝統工芸品 和泉とんぼ玉を製作している松田有利子の紹介をいただきました。微力ではありますが私達、和泉硝子研究所といたしましても今後、このような古いガラス研究のお役に立つことができるよう頑張りたいと思います。

 

世界中で有名になっている伝統的なお祭り「だんじり祭り」江戸時代頃より、だんじりの彫り物の目には、ガラス目を使用されるようになっていたようです。地元のかっこいい彫師さんより このガラス目を製作できないか?というご依頼をいただき、山月工房内・和泉硝子研究所では、まずガラス目について歴史文献の調査を開始いたしました。

どのような製作法であったのか?なぜ、地域だけでなく世界でこれほど有名になっているだんじりに関連しているにも関わらず、継承されていないのか?

様々な事を調査した結果、古くからの製作法では、ロスが多く商いとして成立していなかったことが分かりました。その時代時代に関わった心あるガラス職人さんの「心と技」でなんとか現在まで、色々な製作方法でガラス目は、存在してきたのです。

和泉硝子研究所では、古い古いガラスを再生する事業が並行していたこともあり時代を繋いで来てくださったガラス目職人さんの一員に加わりたいと考え現在、ガラス目を製作中です。

このガラス目製作では、地域の企業様にもご協力頂いております。「地元の祭りは地元で守る」皆さま声には出されませんが、その気持ちで一丸となり日々、試行錯誤しています。これを見てくださった皆様も、ぜひこの取り組みの応援をお願い致します。

 

ガラスの原材料調合に悪戦苦闘

平成14年に、古いガラスの復刻を思い立ったのですが、金銭面や専門性が強くあきらめかけていた頃、国宝復元に携わらせていただきその後、国宝復元ガラス再生事業としてスタートを切る事ができました。

高校で習ったことも忘れていた化学の勉強からはじめ、高校の担任であった先生や(地独)産技研さんにも何度もお世話になり今では、少しばかり計算もできるようになりました!